- 畳のダニはどんな方法で対策できるのかな。
- 対策のポイントを知りたいな
- 畳のダニは予防ができるのかな?
お家の畳、掃除機はかけるけど洗わないからダニの駆除はどうしたらいいんだろう、と思っている方は少なくないと思います。
最近はフローリングのお部屋が増えていますが、和室を設けているマンションやご自宅のほうがまだまだ多いのが現状です。
和室や畳部屋もダニで悩まない清潔な状態を保ちたいですよね。
- 畳のダニ対策方法を4つ解説します
- おすすめのダニ対策グッズを3つご紹介します
- ダニを繁殖させないための注意点を3つ解説します
この記事を読むことで、畳にダニを大量発生させないポイントと、ダニ対策の知識を習得することができます。意外とやってしまっている注意点もご紹介しています。
では早速お伝えしていきます。
Contents
畳のダニは清潔と除湿が鍵!対策方法を解説!
ダニは目に見えないだけに、自宅の畳部屋にもいるだろうな・・・と不安を抱いている方もいるでしょう。残念な事に自宅に畳部屋があればそこには必ずダニが存在しています。
ですが、少しでもダニを少なく快適に生活する為には清潔な状態を保ち、小まめに除湿をする事でダニの増殖を減らす事が出来ます。
その為の4つの方法をポイントと合わせてご紹介していきます。
- 掃除機をかける
- 拭き掃除をする
- 布団乾燥機使って畳を乾燥にかける
- ダニ駆除グッズを使う
これらの対策方法について詳しく説明していきます。
1.掃除機をかける
ダニはホコリや食べかす、人から出るフケなどを餌にしています。そのため畳が不衛生だとダニは繁殖しやすくなります。掃除機をこまめにかけて清潔を保つ事が大切です。
- 出来れば毎日かける
- 畳の目に沿ってかける
- ゆっくり動かして丁寧にかける
畳の目に沿って掃除機をかける事で畳のイグサなどが傷つきにくくなります。掃除機は一畳30秒程度の時間をかけて丁寧に動かす事でより綺麗になります。
掃除機は毎日かける事で、徐々に元々いるダニの数や発生する数を減らす事が出来ます。
2.拭き掃除をする
拭き掃除は掃除機の後に行いましょう。掃除機だけでは落としきれない、ダニの餌になってしまっているような、小さなゴミを綺麗にするためにも拭き掃除は効果的です!
放置された畳やカーペットの雑菌は、なんとトイレの4000倍とも言われているそうです。拭き掃除はそういった菌も綺麗にしてくれるのでおすすめです。
- 固く絞った雑巾で拭く(乾拭きも可)
- 畳の目に沿って拭く
- 晴れの日に2週間に1回程度行う
- 拭いた後はよく乾燥させること
雑巾が水で緩い状態だと、湿気が増してカビやダニの増殖に繋がってしまう可能性もあるので、固く絞った雑巾で拭きましょう。
拭き掃除の後は晴れの日に半日程度窓を開けてしっかりと乾燥させましょう。
ホームセンターや100均に畳専用のウェットシートが販売されているので、そいうった物で拭き掃除をするのもおすすめです
3.布団乾燥機を使って畳を乾燥させる
ダニは湿度が60%程度、気温は20℃~30℃程度の環境で発生しやすいと言われています。乾燥した状態を作ってあげることでダニの発生を防ぐ事が可能です。
「畳の乾燥」で調べると、畳のねじを外して一枚ずづ乾燥させる・・・と大変そうな方法を目にしました。畳の上を布団乾燥機にかける事も効果的な方法と言えます。
- ホースやマットの上に敷き布団や毛布を被せて乾燥機をかける(熱を逃げにくくする)
- 一カ所1時間~一時間半程度かける
- 乾燥が終わったら掃除機をかける
乾燥機は畳の上に直置きしても大丈夫です。乾燥機にマットが付いているタイプであれば、付属のマットの上に更に毛布などを置くと効果的です。
送風タイプの乾燥機であれば、ホースの上に敷き布団や毛布を置いて熱を逃がさないようにしましょう。
1時間~1時間半程乾燥機にかける理由としては、ダニは50℃以上の熱を30分程受けると死滅するので、乾燥機がしっかり温まる時間を加味しているからです。
4.ダニ対策グッズを使用する
畳のダニ対策グッズは掃除機や乾燥機で、駆除しきれなかったダニの退治にもおすすめです。後程いくつか紹介します。
- 液体タイプではない物を選ぶ
- 燻煙タイプの商品は炎感知器に反応しない物を選ぶ
畳は湿気に弱いので、液体のスプレータイプはあまりおすすめできません。液体タイプであっても霧のように細かく出てくるものであれが、スプレーした後に乾拭きすれば使用してもいいでしょう。
お住まいのマンションやアパートに炎感知器が付いている場合は「炎感知器に反応しない」「マンション・アパート用」と記載されている商品を選ぶと安心です。
畳のダニが増殖しない為に注意する事とは
せっかく畳が綺麗になっても、実は良かれと思ってやっていた事や、気が付きにくいところでダニが増殖しやすくなってしまいます。
そんな注意するべき事を3つご紹介します。
- カーペットを敷かない
- 洗濯を干さない
- 座布団やぬいぐるみを放置しない
これらの注意点を詳しく説明していきます。
カーペットを敷かない
畳の日焼けを防ぐためや、ダニが気になるからカーペットを敷いてしまっている、という場合があるかと思いますが、実はおすすめできません。
その理由は、カーペットと畳の間に熱がこもりやすくなって、ダニが好む条件を作り出してしまうからです。
更に、カーペットにもダニが増殖して、両方とも掃除をしないといけなくなるので二度手間になってしまいます。
それでも畳の部屋にちょうど西日が当たって、日焼けが気になる!という方は窓用にUVカットフィルムや、UVカットのカーテンを使用するなどの対策をする事をおすすめします。
畳部屋では洗濯を干さない
前述でもお伝えした通りダニは湿度が60%程度、気温は20℃~30℃程度の環境で発生しやすいので、湿度を上げてしまう事は避けたほうがいいです。洗濯物を干す事で部屋の湿度が上がるのでやめましょう。
畳部屋で加湿器を使用するのも同じです。
リビングの一角に畳部屋が併設されているご自宅もあると思います。ダニを増殖させないためには、畳部屋の扉は閉めておいたほうが良さそうです。
座布団やぬいぐるみを放置しない
座布団やぬいぐるみにもダニが繁殖している恐れがあります。せっかく畳を綺麗にしても、座布団やぬいぐるみを介してダニが増殖する恐れがあります。
定期的に洗濯をしたり、掃除機をかけてそれらもダニ対策をするようにしましょう。
天日に干すのもおすすめです。
おすすめのダニ対策グッズ
ダニ対策グッズはドラッグストアやホームセンターを見るとたくさんあります。そんな中、畳のダニにはどんな商品を選べばいいのか悩みますよね。
そこで畳のダニに効果的なおすすめの商品を3つご紹介していきます。
アースレッド和室用

画像引用:auPAYマーケット
畳の細かい隙間にも有効成分が行き渡るように微細な煙でダニやノミ、蚊やハエにも効果があるそうです。燻煙タイプの殺虫剤はいろいろありますが、こちらの商品は畳に特化しているので和室におすすめです。
使用方法や注意点をしっかり守って使いましょう。
置くだけダニコナーズ
画像引用:楽天市場
部屋に置いておく事でダニを寄せ付けず、殺虫成分不使用の置き型タイプの消臭剤です。60日間効果が持続、空気が中のビーズに触れる事で成分が拡散するようです。
置いておくだけなので、畳の掃除をした後ダニの増殖防止に良さそうな商品です。
無臭性と記載されてますが、多少香りが付いていると口コミがあったので気になる方は注意してください。
ダニアースパウダー

画像引用:Amazon
カーペットに振りかけて、掃除機で吸うことでダニの駆除ができる商品ですが、畳の下に掃除機で吸い取らず散布することで、ダニやノミの発生を防ぐそうです。
畳を外して掃除をされる際にはダニ予防できるのでおススメの商品です。
まとめ

- 畳の部屋は清潔を保つために小まめに掃除機をかけること
- ダニはホコリや人の食べカス、フケなどを餌にして増殖している
- 2週間に1回程度拭き掃除をする
- 畳の部屋は定期的に換気や乾燥機で乾いた空間を作る
- ダニは温度が20℃~30℃、湿度は60%で増殖しやすい
- ダニ対策グッズは畳に特化したものを使用する
- 畳部屋にはカーペットを敷かず、座布団やぬいぐるみも清潔にする事
- 畳部屋で湿度を上げる行動はしない事
いかがでしたか?私の自宅にも畳の部屋がありますが、ペットがいておやつを食べていたり、子供が遊んでいたりダニが好む条件が揃ってしまっていました。
家族や自分が快適に過ごすためにも畳の部屋を清潔にしようと思いました。