- 子供がおねしょしちゃった。この布団どうしよう?
- 臭いが気になるから消臭スプレーしとけばいい?
- 事前にできる対策はある?
子供がおねしょをしてしまった時、おしっこで濡れてしまった布団をどうしていいか分からず焦りませんか?そのままただ干すのもなんだか違う気がしますよね。
自分がおねしょをしていた頃の記憶なんてほとんどありませんし、親がどうやって対処してくれていたかなんてもっと分からないものです。
- おねしょ布団にしてはいけない事
- おねしょの臭いや汚れへの対処方法
- 事前にできるおねしょ対策
この記事を読むことで、おねしょで汚れてしまった布団にどう対処したら良いのかが分かります。
Contents
おねしょした布団にしてはいけないこと

まずは、おねしょで汚れた布団にしてはいけない事を知っておきましょう。
放置してしまう

どうしたらいいか分からないし面倒だからあとで処理しようかな。などと後回しにしてはいけません。
おねしょしてしまった布団を放置することで臭いがきつくなり雑菌やカビの原因となります。おねしょは時間が経てば経つほど布団に染み込んでいきますので取り除くことが難しくなります。
発見したらできるだけ早く対処するようにしましょう。
除菌・消臭スプレーをかける

消臭と書いてあるから、このスプレーかけておけば臭いが消えるかな。なんて思っていませんか?
おねしょで濡れたままの布団に直接、除菌・消臭スプレーを吹きかけるとさらに臭いが酷くなってしまうことがありますのでやめておきましょう。
次の項目から正しい対処方をご紹介していきます。
おねしょが見つかった時の応急処置方法

まずは水分を取り除く
おねしょを発見したらまずは、おしっこの水分を取り除きましょう。用意するのは、水分の吸収力が高い紙おむつがおすすめです。ない場合は乾いたタオルなどでも大丈夫です。
おねしょ部分に紙おむつ、もしくはタオルを当て体重をかけて布団の水分を取り除きます。
臭い・シミ対策
できるだけ水分を取り除けたら、臭いやシミへの対処をしていきます。
おねしょの布団が臭う原因は、雑菌がおしっこの成分を分解することで発生するアンモニア主臭と言われています。
アンモニアはアルカリ性ですので、酸性の性質を持つ「クエン酸」が匂い取りに有効です。
クエン酸を使ったニオイを取る方法
- 小さじ1杯分のクエン酸を、200mlの水に溶かします
- スプレーボトルに➀を入れて、布団にたっぷり吹きかけます
- タオルや紙おむつなどで、水分を取ります
また、シミの汚れを残さない為には、洗い流すことが有効です。この後の項目で「洗える布団」と「洗えない布団」に分けて紹介いたします。
【対処法】洗える布団の場合

洗濯表示を見て、洗濯可能な布団の場合は洗い流すことをおすすめします。
洗濯表示の読み方が分からない方はこちらをご覧ください。
部分洗いをする

範囲がそんなに広くない場合は部分洗いでも十分きれいにすることができます。
- おねしょ部分にシャワーで40度前後のぬるま湯をかけます。
- タオルなどを使ってシャワーの水をできるだけ取り除きます。
- おねしょ部分にクエン酸水を吹きかけます。
悩んでる人いきなり出てきたけどクエン酸ってなに?中沢ハルキ
- クエン酸とはレモンやみかんなどの柑橘類に含まれる酸味(酸っぱいと感じる成分)です。それを粉末状にしたものをドラッグストアなどで買うことができます。
- アルカリ性の汚れを落としやすくしてくれるので今回はおねしょの臭いの対処として使いますが、キッチンやお風呂・洗面所の水垢を落とす事にも使えます。
- 自然由来成分なので安心して使える上に、除菌消臭効果もある優れものです。
悩んでる人クエン酸が何かは分かったから、クエン酸水の作り方教えて。中沢ハルキ水200mlにクエン酸小さじ1杯をボトルに入れて混ぜるだけです。この時、分量はきっちりでなくても大丈夫です。 - クエン酸水をたっぷり吹きかけたら乾いたタオルなどで水分を取り除きます。
- 天日干しして、しっかりと乾燥させます
丸洗いをする

部分洗いでも大丈夫ですが、何度かおねしょを繰り返すことがあると汚れが気になってきませんか?気づいていないうちに寝汗もかいていると思います。そんな時には丸洗いしていきましょう。
自宅で洗う
自宅で丸洗いをする場合は浴槽を使用すると洗いやすいです。
- 浴槽にぬるま湯を溜める。
- 中性洗剤を入れ、汚れを押し出すイメージで足踏みする。途中でひっくり返しながら踏んでいきましょう。
- 浴槽の栓を抜き、足踏みでできるだけ水を抜く。
- シャワーを使ってすすぎをする。
- 浴槽のフチに布団をかけておき、水を切る。
- ある程度の水が切れたら天日干しでしっかりと乾燥させる。
コインランドリーで洗う
コインランドリーの場合、布団が入る大きな洗濯ネットを用意する必要はありますが自宅で洗うよりも時間を短縮できます。
- 布団を端からくるくると丸めて洗濯ネットに入れる。この作業を自宅でしておくとスムーズに布団の持ち運びができます。
- コインランドリーに行き、洗濯機に入れる。
- 洗濯が終了したら洗濯ネットから布団を取り出し乾燥機にかける。この時、可能であれば途中でひっくり返しましょう。まんべんなく乾かすことができます。
- 時間が来たら熱が冷めるのを待ち、ちゃんと乾いているか確認します。
- まだきちんと乾いていなかったら追加で乾燥にかけるか、自宅に持ち帰ってから天日干ししましょう。
【対処法】洗えない布団の場合

洗濯表示を見て自宅では洗えないと分かった場合は、おねしょの水分をしっかりと取り除いた後にクエン酸水スプレーを吹きかけます。しっかり吹きかけたら乾いたタオルなどで水分を取り除きます。
あとは天日干しして完全に乾燥させたら完了です。
この方法でも臭いやシミはひどい、気になる場合はクリーニング店へ持っていきましょう。
事前にできる対策
ここまで布団が直に汚れてしまった場合の対処方をご紹介してきましたが、おねしょの他に寝汗の対策にもなる防水シーツというものがあります。
簡単に丸洗いできるのでおすすめです。

画像引用:イクズス 綿100%パイル地 防水おねしょシーツ(シングルサイズ 100×210cm 2枚組)商品ページ
まとめ

トイレトレーニング中のおねしょは仕方のないものです。時間を置けば置くほど布団に染み込んでしまうおねしょは、どう対処すべきか知っておくと素早く行動できます。
事前にできる対策もしておくと手間が減りそうですね。