- マットレスって汚れた時はどうやって洗うの?
- 自宅でも対処出来るのかな?
マットレスは毎日使い、敷きっぱなしなのでどうしても汚れが付いてしまいますよね。睡眠中の寝汗での発汗量は200ml〜500mlと言われています。
汗による湿気でカビや雑菌が繁殖してしまう事もあります。
普段の生活でマットレスにジュースをこぼしてしまったり、お子様のおねしょ等のアクシデントにも当然起こりうるでしょう。
この記事では、マットレスの汚れを早めに落として清潔を保てる様に、自宅でも出来るマットレスの洗濯方法とお手入れ方法を紹介していきます。
- マットレスに付いた様々な汚れを落とす方法を紹介します
- マットレスを長持ちさせるお手入れ方法を紹介します
- マットレスのお手入れ方法の注意点を解説します
この記事を読む事で、マットレスの汚れを気にしている方は、解決させる参考になるかもしれません。
Contents
[汚れ別]自宅で出来るマットレスの洗濯方法5種類紹介

マットレスの汚れの原因はいくつもあります。
汚れの種類にあったそれぞれの洗濯方法で行えば効果が発揮されます。これから様々な汚れに適した洗濯方法を紹介していきます。
カビ

カビは人体に悪影響を与える厄介なものなので、カビが発生していたら早急に取り除きましょう。
- スプレーボトルに入れた消毒用エタノール
- タオル
- ぬるま湯
- スプレーボトルに入れた消毒用エタノールをカビに吹き付け、1時間程置いておく。
- ぬるま湯に浸けて絞ったタオルを使い、叩く様にしてカビを拭き取る。
- ドライヤー等を使ってマットレスに付いたエタノールを乾かす。
血液や寝汗のシミ

血液汚れは時間が経つ程落としにくくなってしまいます。血液が付着した場合はすぐに対処しましょう。また、寝汗のシミであったり吐しゃ物にも対応できます。
- 布
- セスキ炭酸ソーダ水
- 血液汚れが付着した部分にセスキ炭酸ソーダ水を吹き付け、5分〜10分間置く。
- 乾いた布で優しく叩きながら、布に血液汚れが移る様にする。布に血液汚れが移らなくなるまで作業する。
- ドライヤー等を使ってしっかり乾かす。
セスキ炭酸ソーダはスプレーになって売られているタイプと粉末から自分で作るタイプがあります。
【作り方】
スプレー容器に500mlの水と小さじ1のセスキ炭酸ソーダを混ぜ合わせて完成です。
ダニ

ダニは放っておくとどんどん増えますので、肌に痒みを感じたりして気になったらすぐに処置しましょう。ダニは50℃以上で死滅するので、高温での洗濯と乾燥をしましょう。
- 布団乾燥機
- 掃除機
- ボックスシーツを外し、洗濯してから乾燥機にかける。目安として50℃以上で約30分間。
- マットレスは布団乾燥機に高温でかける。一度にダニは駆除出来ない為、2~3日続けて布団乾燥機にかける。
- 掃除機でダニの死骸を吸い取る。
おねしょ

おねしょは臭いの原因にもなり厄介なので、おねしょをしてしまったら早めに対処しましょう。
- クエン酸水
- タオル
- ボックスシーツを洗濯する。
- おねしょのシミにタオルを押し当て、水分を吸収する。
- 水分がしっかり取れたら、クエン酸水を吹き付ける。
- タオルで水分を吸い取る。
- 臭いが取れるまで②~③の工程を繰り返す。
- 臭いが取れたら、しっかりと乾燥させる。
クエン酸水はスプレーになって売られているタイプと粉末から自分で作るタイプがあります。
【作り方】
スプレーボトルを用意して、水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜましょう 。
ジュース

ジュース等の汚れはすぐに対処すれば割と汚れは落ちやすいです。
- タオル
- 中性洗剤
- 水に濡らしたタオルでジュース等の汚れに対して外側からトントン叩く。
- 汚れが取れない場合は中性洗剤と水を混ぜて、①の工程を行う。
- 洗剤が残らない様に拭き取ってから、乾燥させる。
マットレスを長持ちさせる為のお手入れ方法を4種類紹介

マットレスは決して安い物ではないので、少しでも長い間清潔に保ちたいですよね?
その為には、普段のお手入れが重要になるのですが、簡単に行える事がほとんどなので、ぜひ参考にして欲しいと思います。
掃除機をかける
最も基本的なお手入れです。
マットレスは、寝具なので髪の毛やフケ、埃といった様々な汚れが溜まります。頭周りやキルティングの隙間といった部分は、丁寧に掃除機をかけましょう。
陰干しをする
マットレスにとって湿気は天敵です。
定期的に陰干しするだけでも効果あります。窓を開けて室内の壁に立てかけましょう。ラテックスやウレタン等の素材で出来たマットレスは、直射日光に当たらない様にしましょう。
除湿シートや防水シーツを使用する
除湿シートや防水シーツを使用する事でマットレス自体の汚れを防ぐ事が出来ます。
マットレスは湿気に弱いので、除湿シートはマットレスの下に敷き、防水シーツはマットレスの上に乗せる事で湿気を防げたり、不意なアクシデントがあっても安心感があります。
マットレスを上下、表裏に入れ替える
マットレスをずっと同じ向きで使用していると、頭や腰といった負担がかかる部分がへこんでしまいます。
2~3ヵ月を目安にマットレスを上下、表裏に入れ替える事で長持ちさせる事が出来ます。
[例外]クリーニングサービスを利用するのもアリ
マットレスを丸ごと綺麗にしたいなんて事もあるかと思います。しかしコイルを使用したマットレスは水洗いが不可能な為、丸ごと綺麗にしたいと思った時は、クリーニングサービスを利用するのも良いかと思います。
しかし、ウレタンやラテックスを素材にしたマットレスは熱に弱い為、熱処理を行うクリーニングでは利用出来ない事もあります。
マットレスのお手入れをするにあたって注意する事

マットレスといっても数種類ある為、マットレスに使われている素材によってメンテナンス方法が変わってきます。なので、マットレスの説明書をしっかり読んでおきましょう。
アイロンの使用は止めておく
アイロンは高温な為、高温で死滅するダニ退治等にはおすすめかもしれません。ですが、マットレスの劣化を早めてしまうデメリットがありますので、アイロンでの使用は控えた方が良いかもしれません。
天日干しは控える
陰干しでしたら良いのですが、直射日光に当てる天日干しに至ってはマットレスが変形してしまう事があります。
ウレタンやラテックス等で出来たマットレスは特に熱に弱い素材なので注意が必要です。
買い替えた方が良い場合もある
これまでマットレスを長持ちさせる方法を解説しておいて、どうかと思うかもしれません。ですが、あまりに長い間、使用してきたとなると話は変わってきます。
マットレスの平均寿命は、約10年間といわれています。それ以上使い続けると、負担がかかる部分からくたびれていきます。そうなってしまうと身体が歪んでしまったり、寝づらさを感じたりする場合もあります。
心当たりがあれば買い替えを検討しても良いかもしれません。
まとめ

- マットレスは汚れの種類に適した洗濯方法で行えば、汚れは落ちやすくなります
- 定期的にお手入れをする事でマットレスを長持ちさせる事が出来ます
- マットレスの素材によってはお手入れしたつもりが逆に劣化させる事もあるので、注意しましょう
いかがでしたか?マットレスの汚れに悩んでいる方やこれからマットレスを購入する予定の方にも参考になれば幸いです。