- 布団を叩くと白い粉がでてきた…!これはなんだろう?
- 除去する方法や予防対策はどうすればいいの?
- 予防対策におすすめの商品はある?
- 他にも注意しておくことは?
こういった不安や疑問を抱えてはいませんか?お天気のいい日に干している布団をバンバンと叩くと、「なにやら白い粉が…!」不測の事態に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
正体不明なものが出てくると、何も分からないという恐怖心からこのような悩みの原因へと繋がってしまいます。
そんなあなたの不安や疑問を無くすために、一緒に解決していきましょう。
- 【危険】布団を叩くと発生する「白い粉」の正体と原因
- 【今すぐできる!】アレルゲンの除去方法と予防対策はコレ!
- この対策はNG!してはいけない行動2つ
- 【効果あり!】布団を清潔に守る!おすすめの予防アイテム7つ
- こんなところにも注意!「白い粉」が発生しやすい場所
この記事を読むことで、「白い粉の正体、危険性、予防対策」などについて詳しく知ることができます。
自分自身はもちろん、家族やお子さんなど“身近にいる大切な人”にも危険が及ぶ可能性もありますので、しっかりと読んで理解しておきましょう。
もちろん、白い粉を発生させないように「おすすめの予防アイテム」も一緒にご紹介していきますので、安心してくださいね。
では、さっそくみていきましょう。
Contents
【危険】布団を叩くと発生する「白い粉」の正体と原因

布団を叩くと発生する「白い粉」の正体は、一体どういったものなんでしょうか。結論からいうと、以下のような物質が含まれているホコリになります。
白い粉の正体
- ダニの死骸・フン
- カビ
- 細菌
- ペットの毛
- 人間の体から落ちたフケや皮膚片
- 花粉
- 繊維のクズ
このように、さまざまなものが含まれており、総称して「ハウスダスト」と呼ばれているようです。1度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
このハウスダストは、1ミリ以下の目に見えにくいホコリとなり、それが飛び散ることで「白い粉」として見えるようです。つまり、布団を叩く行為が原因となっている事がわかりますね。
また、ハウスダストが発生してしまう原因としては以下のようになります。
ハウスダストの原因
- 布団や部屋の掃除をあまりしていない
- 布団や部屋で、お菓子をよく食べている
- 湿気が多い
こういった環境だと、ハウスダストに含まれている主な物質の「ダニやカビ」を増やしてしまう原因となりますので、注意しておきましょう。
部屋はもちろん、いま使っている布団やベッドの中にもウジャウジャと潜んでいるかもしれません。目には見えにくいため不安になることは少ないと思いますが、想像してみるとすごく怖くなりませんか?
白い粉の正体となる「ハウスダスト」から布団を守るためには、こういった原因をしっかりと取り除いていくことが大切なポイントになります。除去方法や、予防対策については、後ほどご紹介していきますね。
放っておくとこんな危険性も
ハウスダスト(白い粉)は、人が動くだけでもフワフワと空気中に舞い上がりやすく、吸い込んでしまう可能性が非常に高いため注意が必要になります。
なぜなら、ハウスダストに含まれているアレルゲン(アレルギーの元)から、以下のようなアレルギー症状を引き起こす危険性があるからです。
アレルギー症状
- 小児ぜんそく
- 気管支炎喘息
- アレルギー性皮膚炎
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
ある調査では、400人の女性にアンケートを取ったところ、約6割の人がハウスダストに含まれている“ダニが原因”でアレルギー症状を持っている可能性があることが分かったそうですよ。(※アース製薬株式会社調べ)
もしかすると、「実はすでに症状がでていた」という方も中にはいるかもしれませんね。特に、小さなお子さんがいるご家庭は要注意です。
では、これらの症状について詳しくご紹介していきますね。
小児ぜんそく
引き起こす症状
- 息がしずらい
- 呼吸をすると「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音が聞こえる
小児ぜんそくとは、小児期に呼吸困難とともに、笛を吹いたような「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音が聞こえ、それらを繰り返す病気になります。
しかし、先天性の気道や心臓疾患の異常、気管支炎などでも似たような音がでるため、本当にぜんそくなのかを判断しなければなりません。
他にも、痰が絡むことで出ている「ゼーゼー」という音を、ぜんそくだと勘違いしてしまうケースが多いようです。
ぜんそくによる症状が酷い場合には、聴診器を当てなくても胸や口の近くに耳を近ずけるだけで「ゼーゼー」という音がわかりますので、自宅でも確認することができます。
症状が軽い場合には、以下のようなポイントで、ぜんそくなのかを判断することが可能です。
判断ポイント
- 息を吐く時に音がする
- 気管支が狭くなっているため、息を吐きづらそうにしている
- 息を吐く時間が、吸う時間よりも長い
すでに、似たような症状が出ていて心配な方は、病院へ受診してくださいね。この小児ぜんそくは、ハウスダストに含まれているダニなどが原因となっている可能性が高いようです。
気管支喘息(きかんしぜんそく)
引き起こす症状
- 息がしずらい
- 呼吸をすると「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音が聞こえる
気管支喘息とは、空気の通り道である気管支に異常が発生し、狭くなることで息がしずらくなってしまう病気です。先ほどの小児ぜんそくと同じように、呼吸をすると「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音が聞こえます。
こちらも、ハウスダストに含まれているダニなどが原因の一部となっており、大人の場合は重症化してしまう可能性が大きいようです。
そうならない為にも、アレルゲンであるハウスダストを避けながら、気管支の炎症を抑える治療を行っていくことが大切なポイントとなります。
アトピー性皮膚炎
引き起こす症状
- かゆみ
- 湿疹
アトピー性皮膚炎とは、ハウスダストによって皮膚が刺激されることで、かゆみや湿疹などのアレルギー症状を引き起こす病気です。
もともと肌のバリア機能が弱い人(赤ちゃんなど)や、アレルギー耐性が少ない人などに多く見られます。

また、「化学物質(石鹸、化粧、金属)や汗、紫外線、汚れ」なども症状を悪化させてしまう可能性が高いため注意が必要です。
アレルギー性鼻炎
引き起こす症状
- くしゃみ
- 鼻づまり
- 鼻水
アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜に侵入した異物を追い出そうとする反応が過剰に起こることにより、くしゃみや鼻づまりなどが発生する病気になります。
こちらの原因としても、ハウスダストや花粉などが多いようです。また、子供の発症時期が早まっているという報告もあるみたいなので、小さなお子さんがいるご家庭は注意が必要になります。
アレルギー性結膜炎
引き起こす症状
- 目のかゆみ
- 目の充血
- 目の異物感
- 目ヤニがでる(涙のようにサラサラしたもの)
- 涙がでる
- まぶたの裏にブツブツができる
アレルギー性結膜炎とは、目の表面にハウスダストなどに含まれているアレルゲンが付着し、結膜に炎症を起こす病気になります。
結膜とは、まぶたの裏側と白目の間を覆っている部分のことです。

重症化してしまうと、まぶたが赤く腫れてしまったり、白目が浮腫んで水がたまったようなゼリー状になることもあるため、早めに眼科を受診しましょう。
症状をまとめてチェック
ハウスダストから引き起こされる病気の症状についてまとめると、以下のようになります。心配という方は、早めにお近くの病院へ受診してくださいね。
病気の可能性 | 症状 |
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アトピー性皮膚炎(皮膚科へ) |
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アレルギー性鼻炎(耳鼻科へ) |
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アレルギー性結膜炎(眼科へ) |
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【今すぐできる!】アレルゲンの除去方法と予防対策はコレ!
白い粉の正体「ハウスダスト」がさまざまな病気を引き起こしてしまう可能性があると分かった今、「すぐに何か対策をしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
ハウスダストの元となっている中でも、特に注意したいのが「ダニやカビ」になります。なぜなら、他に混ざっている物質よりも、先ほどご紹介したようなアレルギーを引き起こしてしまう可能性が高いためです。
そうならない為にも、これらのアレルゲン(アレルギーの元)を除去し、きちんと予防を行うことが大切なポイントとなります。
今すぐにできる除去方法と予防対策については、以下の4つになりますので、参考にしてみてください。
除去方法と予防対策
- 掃除機や布団クリーナーをかける
- 「ひと工夫」して天日干しをする
- 布団専門のクリーニング業者へ任せる
- 除湿効果のあるアイテムを使用する
では、詳しくご紹介していきますね。
1.掃除機や布団クリーナーをかける
除去・予防効果
- ハウスダストの除去
- ダニの「死骸やフン」を除去
- カビの予防
布団に掃除機や布団クリーナーをかけることで、ハウスダストや、布団に発生した「ダニの死骸やフン」を除去することができます。
最も効果あるものとしては、「4時間の天日干し+掃除機を5分間かける」という方法です。こちらは、東京環境アレルギー研究所によって実験され、布団のダニが大幅に減少したという結果が出されています。
ただし、布団にカビが発生している場所には、掃除機をかけないようにしてください。吸気口からカビの胞子が広がり、被害が拡大してしまう可能性があるためです。
カーテンや床、カーペットにまでカビが広がるのは嫌ですよね。そうならない為にも、事前にカビが生えていないか確認した上で掃除機をかけてください。
掃除機をかける頻度については、以下を参考にしてみてください。
掃除機をかける頻度
- 3日に1回
- または、1週間に1回(時間に余裕がない方向け)
また、布団に掃除機をかける際に、お部屋のホコリも一緒に吸い取っておくと、お部屋も綺麗に保つことができるのでオススメですよ。
ハウスダストに含まれているダニは、床に落ちているお菓子のカスや、皮膚片などを餌にしているため、「お部屋の掃除=布団を清潔に保つ」ことに繋がります。
さらに、もう1つのアレルギーの原因となるカビを防ぐ事にも効果的となっているようですよ。なぜなら、カビは「ダニの死骸やフン」を餌としており、それらを無くすことで繁殖を抑えることができるためです。
布団に掃除機をかけるということは、さまざまなメリットがありますので、是非試してみてください。
また、掃除機をかけたあとのゴミは、なるべくホコリが舞わないように注意しながらビニールへ入れましょう。アレルギーがある方は、マスクなどを装着して外で行うといいですよ。
2.「ひと工夫」して天日干しをする
除去・予防効果
- ダニを死滅
- 湿気の除去
- カビの予防
「ひと工夫」して天日干しをする事で、アレルゲンとなるダニを死滅させることが可能です。「ひと工夫」について具体的に説明すると、布団を干す際に「黒いビニール袋や布」を被せておくという事になります。
なぜなら、普通に干しているだけでは、ダニが完全に死滅する温度(50℃)に到達することが難しいからです。たとえ、8月の猛暑の中1ヶ月干したとしても、完全な効果は見込めません。
しかし、黒いビニール袋や布で布団を包むことにより「布団に集まる温度」を上昇させて、ダニを完全に死滅する事ができます。また、カビの餌となる湿気を除去するので、繁殖を抑えて予防する効果もありますよ。
天日干しをおこなう頻度としては、以下を参考にしてみてください。
天日干しの頻度
- 暑い時期は、週に1回
- 寒い時期は、2~3週間に1回
死滅させたあとは、先ほどご説明したように、ダニの「死骸やフン」を掃除機で吸い取っておきましょう。
3.布団専門のクリーニング業者へ任せる
除去・予防効果
- ハウスダストの除去
- ダニやカビの除去
- ダニの「死骸やフン」を除去
- 湿気の除去
- カビの予防
時間がある方は、布団専門のクリーニング業者へ任せてしまうという事も1つの方法となります。
布団を知り尽くしたプロに任せることで、ハウスダストはもちろん、中に含まれているダニ、ダニの「死骸やフン」、カビ、湿気を除去することも可能です。また、カビの餌となる湿気を取り除くで、繁殖を抑えて予防することができますよ。
お近くのクリーニング店を探して貰ってもいいですし、面倒という方には「宅配クリーニング」という選択肢もあります。
ただし、宅配クリーニングは、布団を発送するための「専用キット」が自宅に送られてくるため、持ち込みよりも時間がかかってしまうかも知れません。その分、布団を詰めて送るだけなので、手間が省けて便利というメリットがあります。
仕上がり目安としては、クリーニング業者へ到着してから、大体7日ほどとなっている所が多いようです。
おすすめの宅配クリーニング業者については、「しももとクリーニング」と「フレスコ」があります。気になるという方は、こちらの記事を合わせてご覧ください。


4.除湿効果のあるアイテムを使用する
除去・予防効果
- 湿気の除去
- カビの予防
除湿効果のあるアイテムを使用することで、湿気を除去し、アレルゲンとなるカビを予防することが出来ます。
例えば、布団の下に敷くスノコや、布団乾燥機などが効果的です。布団乾燥機がタンスに眠っているという方は、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
何も無いという方は、起床してから布団を風通しのよい場所へ少し置いて除湿しておきましょう。また、新聞紙を布団の上に被せておくのも効果的ですよ。起床~仕事などで家を空ける時間で、十分に湿気を除去することが可能です。
先ほども少しご説明しましたが、カビの好物は湿気となっており、以下のような条件で繁殖しやすくなってしまいます。
カビが繁殖しやすい条件
- 60%以上の湿気(80℃以上で最も繁殖)
- 20~30℃の気温(25~28℃で最も繁殖が活発に)
- 栄養分(食べカスや皮膚片など)
つまり、「人が寝ている布団の温度+湿気+ハウスダストの元」でカビが簡単に発生してしまうのです。そのため、カビを予防するには除湿効果のあるアイテムが最適となります。
おすすめの除湿アイテムについては、後ほどご説明していきますね。
この対策はNG!してはいけない行動2つ

アレルゲン(アレルギーの元)となる「ダニやカビ」を除去する際に、してはいけない行動が2つあります。
もしかすると「実はやってしまっていた」という方もいるかもしれませんが、以下のような行動は、状況を悪化させてしまうため大変危険です。
してはいけない行動
- 布団たたきでバンバン!
- 自分でカビを取り除く
では、詳しくご紹介していきますね。
1.布団たたきでバンバン!
布団を干している際に、思わずバンバンと叩いてしまう方も多いのではないでしょうか。この行為はホコリを落とすためかと思いますが、実はあまり効果はなく、余計にダニのクズなどを増やしてしまう原因となっています。
なぜなら、布団を叩くことで中に含まれているダニの死骸やフンを刺激し、粉々にしているためです。また、叩いたことによる衝撃でハウスダストが外へ飛び出し、吸い込んでしまう危険性があります。
これが最初に説明した「白い粉」となり、アレルギーの原因へと繋がるホコリです。このように危険性が高いため、布団をバンバンと叩くことは、やめておきましょう。
どうしてもホコリなどが気になって布団を叩きたいという方は、マスクやゴーグルを装着し、吸い込んでしまう危険性を減らしておく事がおすすめです。
2.自分でカビを取り除く
布団に発生したカビを自分で取り除く方法については、ネットで検索するとたくさん出てきますが、あまりオススメはできません。
例えば「布団 カビ 除去」で調べてみると、エタノールや重曹、カビ取り剤などを使用した方法が出てくるかと思います。しかし、これらの方法は見た目だけ綺麗になっている可能性が高く、カビ自体はしっかりと落とせていないのです。
カビは奥深くまで根を張っているため、きちんと液剤が浸透せずに残ってしまいます。少しでも残っていると、アレルギーの原因や、カビが再び発生する可能性があるので注意が必要です。
また、処理の仕方を間違えたり、布団に液剤が残っていると、皮膚炎や失明の恐れに繋がるため大変危険な方法になります。
解決方法としては、やはり布団のプロであるクリーニング業者へ任せることが1番おすすめです。ダニやカビはもちろん、中綿からしっかりとキレイに洗浄してくれるので、安心ですよ。
【効果あり!】布団を清潔に守る!おすすめの予防アイテム7つ

ハウスダスト(白い粉)や、アレルギーの元となるアレルゲンから布団を守るアイテムとしては、以下の7つがおすすめになります。
また、商品も記載していますので、あなたのニーズにあったものがあるか参考にしてみてください。(※商品とともに記載している価格は、購入場所によって前後する可能性があります。)
アイテムを上手く活用して、布団を清潔に保ちましょう。
おすすめのアイテム
- 掃除機や布団クリーナー
- 除湿シート
- 敷きパッド
- 防ダニ用 寝具カバー
- スノコ
- 布団乾燥機
- 空気清浄機
では、詳しくご紹介していきますね。
1.掃除機や布団クリーナー
掃除機や布団クリーナーは、布団に発生したハウスダストや、ダニの「死骸やフン」を吸い取り、除去することが出来るアイテムになります。
ご家庭にあるという方は、今お使いの掃除機や布団クリーナーを使用してください。今回は、これから購入しようか迷っているという方に向けて、おすすめの掃除機と布団クリーナーをご紹介していきますね。
まずは、掃除機からみていきましょう。
商品名 |
コードレススティック掃除機 「パワーコードレス」 MC-SBU840K |
見た目 |
![]() 画像引用:Panasonic公式HP |
特徴 |
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掃除機になると、少し高いという方は布団クリーナーがおすすめになります。もちろん、ハウスダストにも効果的な商品なので安心です。
商品名 |
アイリスオーヤマ ハンディ 強力 布団クリーナー IC-FAC2-W |
見た目 |
![]() 画像引用:アイリスオーヤマ公式HP |
特徴 |
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2.除湿シート
除湿シートは、今お使いの布団や、ベッドの下に敷くだけで「湿気」を吸い取り、除去することが出来るアイテムになります。このことから、アレルゲンとなるカビを繁殖させないための予防にも効果的です。
平均価格に関しては、2,000円~3,000円ほどとなっていますので、お手軽に購入できるのではないでしょうか。除湿シートは基本的に評価が高く、「カビが発生しなくなった」との声もあるので、購入して損はないかと思います。
商品名 |
ナイスデイ 「TEIJIN (帝人) 快適清潔シリーズ 」 除湿シート |
見た目 |
![]() 画像引用:Amazon |
特徴 |
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3.敷きパッド
敷きパッドは、布団やベッドの上に敷いておくだけで、寝汗などの水分を吸い取ってくれるアイテムになります。
また、敷ふとんの「湿気」を除去することが出来るので、アレルゲンとなるカビを繁殖させないための予防にも効果的です。
寝汗が多いという方には、最もおすすめの商品になります。もしかすると、既に使用しているという方も多いかもしれませんね。
使用していないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
商品名 |
リバーシブル 敷きパッド 夏用 (シングル) |
見た目 |
![]() 画像引用:楽天市場 |
特徴 |
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冬用の敷きパッドはこちらになります。
商品名 |
敷きパッド 西川 冬用(シングル) |
見た目 |
![]() 画像引用:楽天市場 |
特徴 |
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4.防ダニ用 寝具カバー
防ダニ用の寝具カバーは、使用している寝具とカバーの間に装着しておくことで、寝具までダニを侵入させないようにガードすることが出来るアイテムになります。
ラインナップとしては、敷き布団や掛ふとん、枕などそれぞれのカバーがあり、どれもが同じ効果を発揮します。
通常の寝具カバーよりも、縫い目の隙間が塞がれているので、アレルゲンとなるダニをしっかりと防いでくれますよ。
今回は、例として敷ふとん用のカバーをご紹介しますね。
商品名 |
ミクロガード(R)防ダニ用寝具プロテクター 敷き布団用 |
見た目 |
![]() 画像引用:dinos公式HP |
特徴 |
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5.スノコ
スノコは、使用している布団の下に敷いておくことで、空気の逃げ道を作り「湿気」を除去することができるアイテムになります。このことから、アレルゲンとなるカビを繁殖させないための予防にも効果的です。
特におすすめなのは、「折りたたみ式のスノコ」となり、布団を敷いたまま風通しのよい場所で干しておけるので、とても便利ですよ。
商品名 |
2つ折り 桐すのこ(シングル) |
見た目 |
![]() 画像引用:楽天市場 |
特徴 |
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6.布団乾燥機
布団乾燥機は、その名の通り布団を乾燥させることで「湿気」を除去することが出来るアイテムになります。このことから、アレルゲンとなるカビを繁殖させないための予防にも効果的です。
また、ダニ対策機能が付いているものは、50℃以上の温度でダニを死滅させることができます。「カビとダニ」両方を予防するには、凄くおすすめのアイテムです。
商品名 |
布団乾燥機 アイリスオーヤマ カラリエ タイマー付 FK-C3 |
見た目 |
![]() 画像引用:楽天市場 |
特徴 |
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7.空気清浄機
空気清浄機は、部屋の中に舞っているハウスダスト(ホコリ)などを吸い取り、空気を清潔に保ってくれるアイテムになります。
布団自体に付着しているものは除去できないですが、部屋の中に舞っているハウスダストを無くすことで、予防することが可能です。
すでに使用しているという方も多いのではないでしょうか。花粉やPM2.5なども除去できるので便利ですよね。
今回ご紹介する商品は、カビの抑制にも効果的となっていますので、「こんなのがあるんだ」という感覚で見ていただくと嬉しいです。もちろん、お持ちでない方はぜひ参考にしてみてください。
商品名 |
ダイキン 空気清浄機 MC55XBK-W(適用畳数:25畳) |
見た目 |
![]() 画像引用:ビックカメラ.com |
特徴 |
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こんなところにも注意!「白い粉」が発生しやすい場所

白い粉の正体「ハウスダスト」が発生しやすい場所については、布団以外にもたくさんあります。布団がキレイでも、他の場所に潜んでいると、あまり意味がないですよね。そうならない為にも、しっかりと把握して除去していくことがポイントになります。
また、アレルゲン(アレルギーの元)についても同様となりますので、一緒にご紹介していきますね。大きく分けると、以下のような場所になりますので、掃除をする際の参考にしてみてください。
ハウスダストやアレルゲンが発生しやすい場所
- カーテン
- カーペット・ラグ
- 床や畳
- 植木鉢や小物
では、詳しくご紹介していきますね。
カーテン
人の歩行などで浮遊したハウスダストが、静電気を帯びたカーテンに付着してしまう可能性が高いです。
これだけでは問題はないですが、窓を開けた際に、風などで再び部屋中に広がってしまい、吸い込む危険性があるため注意しておきましょう。
対策としては、しっかりとハウスダストをキャッチして飛散させないカーテンを選ぶことが大切です。
カーペット・ラグ
カーペットやラグなどには、アレルゲンとなるダニが最も繁殖しやすい場所となっています。ダニが潜んでいる率については、畳の約4倍、フローリングの約20倍とまで言われているようです。そう聞くと今すぐにでも掃除機をかけたくなりますよね。
その気持ちが何よりも大切です。対策として、こまめに掃除機をかけるようにしておきましょう。
フローリングや畳
フローリングや畳にもハウスダストや、アレルゲンとなるダニやカビが繁殖しやすくなっています。
ハウスダストは隅のほうに溜まりやすいので、念入りにチェックしながら掃除をしておくことが大切です。
また、食べカスなどはダニの餌となり、湿気はカビの餌となるため、しっかりと除去しておきましょう。畳の中に潜んでいるダニの除去については、以下の方法がおすすめになります。
畳の中に潜んでいるダニの除去方法
- 毎日掃除機をかける
- 拭き掃除をする
- 畳の下も掃除をする
- 殺虫剤を使用する
- 畳干しを年2回おこなう(春・秋)
殺虫剤は、ダニ専用のものがたくさんありますので、そちらを使用すると良いかと思います。有名な商品としては、「ダニアース」などがあり、畳に差し込んで噴射することで、中に潜んでいるダニをしっかりと除去することが可能です。

画像引用:Amazon
見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。何を買えばいいのか迷ってしまった時は「こんな商品があったな」と参考にして貰えると嬉しいです。
植木鉢や小物
床やカーペットなどキレイにしていても、植木鉢や小物を置いている場所は、掃除が行き届いていない場合が多いです。そのため、周辺にハウスダストが溜まっている可能性があります。
わざわざ全て退けるのは大変かと思いますので、なるべく棚に収納するなど、部屋が散らからないように工夫しておきましょう。
また、植木鉢に水をあげるタイプの場合は、「受け皿の水」や「湿った土」などからカビが繁殖してしまう原因となるので注意してください。定期的に部屋の窓を開けるなどして、周辺の湿気を除去しておくと良いですよ。
まとめ
いかがでしょうか。本記事のポイントをまとめると、以下のようになります。
- 白い粉の正体は「ハウスダスト(ホコリ)」
- ハウスダストは、アレルギーを引き起こす原因になる
- ダニの餌は食べカスなど、カビの餌は湿気
- 布団を掃除機で吸い取ることで、ハウスダストや、ダニの「死骸やフン」を除去することができる
- ハウスダストや、アレルゲンを除去するには、「布団専門のクリーニング業者」が1番おすすめ
- 「ダニとカビ」両方を除去するなら、布団乾燥機がおすすめ
- 布団以外にも、ハウスダストやアレルゲンが発生やすい場所をキレイにしておく
白い粉の正体「ハウスダスト」に潜む危険性が伝わりましたでしょうか。人にはある程度のアレルギー耐性があるため、肌や目が少しかゆいなどの軽症で済んでいる場合もあります。
しかし、いつ重症化してしまうか分かりませんので、しっかりとハウスダストやアレルゲンを除去しながら予防をしていきましょう。家族やお子さんなど、身近にいる大切な人を守ることに繋がると思うと、嬉しいですよね。
この記事で、あなたの悩みや疑問を解決するお手伝いが出来ていれば幸いです。