布団の洗濯方法

布団にカビが生えちゃった!発生する原因は?ファブリーズで除菌できる?徹底検証

悩んでる人
悩んでる人

友達が、布団にカビが生えちゃったからファブリーズしたって話してたんだけど、いくつか疑問に思ったんだ。

  • ファブリーズでカビはなくなるの?
  • どうして布団にカビが生えるの?
  • どうしたら布団のカビはなくなるの?

ファブリーズのCMはよく見かけると思います。その時、除菌・消臭の効果があると言っているので、特に梅雨の時期はカビ対策が気になる方が多いのではないでしょうか。

中沢ハルキ
中沢ハルキ
今回はこの質問に答えていきます。
本記事の内容
  • 布団のカビはファブリーズで消せるのか
  • 布団にカビが生える理由と二次被害
  • 布団のカビを消す方法

この記事を読めばもう布団のカビに悩まされず、気持ちよく眠れるようになります。

布団のカビはファブリーズで消せるのか

 

結論から申し上げると、カビが見えるレベルになってしまった頃にはもうァブリーズではどうしようもありません。

カビだって菌なのに、除菌できないってことじゃんと思いましたか?それではどうしてできないのか、ファブリーズとはどういうものなのか紹介しながら説明していきます。

ファブリーズってどんなもの?

ファブリーズは布製品の繊維奥深くまで浸透し、除菌・消臭をするものです。布団やソファー、靴など頻繁に洗えないものに使うことが多いと思います。

ファブリーズの除菌効果は、カビにも効くのか気になりますよね。次の項目で、解説していきます。

ファブリーズで除菌はできないの?

全くできないというわけではありません。ただし、カビや酵母といった真菌と呼ばれるものは除菌できないので注意が必要となります。

洗剤・石けん公正取引協議会の資料の一部を紹介します。

2.施行規則
第5条の2(除菌の表示)
規約第6条の2及び本条に用いられる用語を以下に定義する。
(1) 除菌
「除菌」とは、物理的、化学的又は生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数
(生菌数)を有効数減少させることをいう。ただし、当該細菌には、カビ・酵母などの真菌類
は含まない。
(2) 除菌基準
「除菌基準」とは、洗濯用・台所用・住宅用合成洗剤又は石けんのうち、別表の用途に掲
げるものに関して定める除菌試験方法により測定される特定菌種の除菌活性値のことをい
う。ただし、上記の試験方法が適切ではないような用途又は使用方法による除菌に関して表
示をする場合は、事業者が合理的に設定する試験方法を用い、除菌基準を満たすことを立証
する必要がある。この場合、公正取引協議会は、当該試験方法の妥当性を確認する目的で、
事業者に対して、必要な資料の提示を求めることができる。

引用:「洗剤の除菌表示」に関する公正競争規約、施行規則及び解説

これは、日常でよく使う石けんや洗剤などの表記方法について、消費者に正しく情報を伝えるための規約とその解説の一部です。

(1)の生菌数について書かれた項目でもカビ・酵母などの真菌類は除菌される細菌には含まれないと明記されています。

それじゃあファブリーズは、カビに効果がないのかとがっかりした方もいると思いますが、実は間接的に効果があるんです!

毎日汗を吸っている布団には、カビの餌となる菌が大量に発生しています。つまり、カビにとってバイキングレストラン。見えなくても集まってきてしまいます。

そのカビの餌となる方の菌であればファブリーズで除菌が可能です。餌がなければ生きていけないのはカビも同じ。全ての菌を取り除くことができなくても、カビの繁殖を防ぐのには十分役立ちます。

カビに直接ファブリーズをかけるのではなく、日ごろから予防策として使うことをオススメします。

布団にカビが生える理由と二次被害

カビが生えるだけでも、気持ち悪いと感じることでしょう。何より、衛生的に悪いです。更に怖いのは、そこから対処法がわからず二次被害に発展してしまうことです。

なぜカビが生えてしまうのか、その原因と二次被害について、知り合いの実例を出しながら説明していきます。

なぜ布団にカビが生えるのか

布団に限らずですが、カビが生える原因は水分湿度です。水分は、毎日寝ている間にかいた汗(コップ一杯分)を布団が吸っています。

湿度のイメージは、雨でじめじめした日の空気です。その空気だと、カビが生えそうですよね。でも、カラッと晴れた日でも湿度は気にしてほしいんです。

なぜなら、布団が敷きっぱなしだと床との接地面など普段見えない場所に、湿気が溜まってカビが繁殖してしまうからです

繁殖を予防するには晴れた日に布団を干して通気させることが効果的!

カビが生える二次被害

布団にカビが生えるだけでもゾッとしますが、とりあえず干すだけ」でなんて考えているとダニノミなどが発生してしまいます。

ではここで、知り合いに起きた被害を紹介します。極端な例だったので他人事に思うかもしれませんが、ありえない話ではないのです。

知人はある日、天気が良かったので窓を開けて仕事に行きました。ところが、午後から急に曇りだしてゲリラ豪雨に見舞われます。

窓際にあったベッドは、掛け布団も敷布団も雨でびしょ濡れ。

夕方に帰ってきた知人は、とりあえず掛け布団だけ乾燥機にかけ、敷布団は髪を乾かすためのドライヤーで表面だけ乾かしました。

その日はそれで何とかなりました。数日後、足にかゆみを覚えて見てみると、なんと脛(すね)の皮膚がボロボロになっていたのです!

知人は布団を捨て、ベッドごと新しいものに変えました。足は皮膚科で処置をして、かゆみは治まったものの痕が残ってしまいました。

どうしてこんなことが起きてしまったのでしょうか?

この人はドライヤーで、寝る時に触れる面だけを乾かしたのですが、敷布団の裏面や中までしっかり乾かすことをしませんでした。

そのまま週末までの間、何日も放置したせいでカビが発生し、それを餌とするダニ・ノミが大量に繁殖してしまったのです。そしてダニ・ノミが悪さして足をボロボロにしたのです。

ここまで酷いことは滅多にありませんが、万年床(布団を敷きっぱなしにしてたたまないこと)にしていたり、今回のように布団が雨に濡れたりしたのに放置すると、一気に水分が中まで染み込み、寝ている間に蒸れてカビが繁殖する環境が整ってしまいます

こちらでは布団のカビについてより詳しく説明しているので、気になる方は是非ご覧ください!

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布団のカビを消す方法

カビなんて見たくないと思いますよね。だけど、ファブリーズでの予防が追い付かずにカビが発生してしまった。そんな時は慌てず、以下の方法を試してみましょう。

本来は、クリーニングに出すことがオススメなので、それがどうしてもできない方のみの対策になります。

どちらの方法も実践するときは、必ずゴム手袋やマスクを着用し、換気をしてください。

シーツのカビ取り

まずはシーツが自宅で洗えるものか洗濯表示をよく確認します。もし洗えないものならクリーニングに出しましょう。

画像引用:パナソニック商品情報サイト

このマークで従来のように〇の中にドライやセキユ系と書かれている場合、Wの字が入っている場合はクリーニングに出しましょう。

良いですか?〇の中に文字や記号があったらクリーニングです。覚えておいてください。

では、自宅で洗えるものだった場合のやり方について説明していきます。

  1. シーツを桶に入れる(浴槽でも可)
  2. 50℃くらいのお湯にシーツを浸ける
  3. 衣類用塩素系漂白剤を入れて30分~1時間くらい浸け置きする
  4. 水でしっかりゆすいでから洗濯機にかける

塩素系漂白剤は色物や柄物を脱色してしまったり、洗える素材が限られてしまいます。素材が塩素系漂白剤と合わない場合は酵素系漂白剤がおすすめです。

ただし、酵素系漂白剤はカビの黒ずみを消すことはできないので、気になる方やクリーニングでも洗えないと言われた時は買い替えると良いでしょう。

敷布団のカビ取り

この方法はカビの状態がそれほど進行してない場合に使えます。再発しないように日ごろからきちんと布団を干すなど、手入れが必要になります。

  1. 重曹を水に溶かしたスプレーを、カビのある所にたっぷり吹き付けて5分放置する
  2. カビの部分を歯ブラシで軽くこする
  3. ティッシュやキッチンペーパーでカビを摘み取るように拭く
  4. 消毒用エタノールと水を混ぜたスプレーを吹き付ける
  5. 天日干しで内側までしっかり乾かす

①で布団をじっくりと湿らせているので、横着せずしっかりやらないと、かえってカビが増える原因を作ってしまいます。最後にきちんと乾かすよう、気をつけてください。

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まとめ

今回はファブリーズで布団のカビを除菌できるのか、カビを放っておくとどうなるのか、カビを取るにはどうしたら良いのかを紹介しました。それでは記事のおさらいをします。

記事のまとめ
  • 目に見える黒ずみになったカビは、ファブリーズで除菌できない
  • 水分と湿度があればカビは生える
  • カビを放置しておくと、ノミやダニが繁殖してしまう
  • シーツのカビ取りは、衣類用塩素系漂白剤で浸けおき洗いする
  • 敷布団のカビは重曹とエタノールで除去できるが、繁殖予防の手入れを欠かさないことが重要

重曹とエタノールでは、黒ずみを取りきることはできません。ですが、しっかり予防していれば問題ありません。

押し入れは、汗がなくても水分と湿気が溜まりやすい場所です。布団の入れ替え時期まで、押し入れに布団をしまいっぱなしにせず、定期的にファブリーズや天日干しをしてカビ予防をすることが大切です。