- 布団になぜ汗染みができるの?
- 布団の汗染みはどうやって落とせばいいの?
- 布団の汗染みを防ぐ方法はある?
毎日、使う布団ですがふと、よく見てみると、布団に汗染みができていて困っている人も多いのではないでしょうか。
- 布団に汗染みができる原因
- 布団についた汗染みを落とす方法
- 布団の汗染みを防ぐ方法
布団に汗染みがあると、ニオイの原因になり、寝苦しさや睡眠の質に悪影響を及ぼす場合があります。
この記事を読むことによって、布団に汗染みができる原因や布団の汗染みの落とし方、布団の汗染みの防ぎ方などがわかります。では早速お伝えしていきます。
Contents
布団に汗染みができる原因

まずは、布団に汗染みができてしまう原因を知りましょう。
布団に汗染みができるのは、寝ている間にかいた汗が原因
人は季節を問わず、寝ている間に汗をかきます。個人差はありますが、約コップ1杯分の汗をかくと言われています。
汗は水分だけではなく、皮脂などの汚れを含みます。その汚れが酸化すると汗染みとなり、布団の黄ばみになります。
以下に当てはまる人は、特に布団の汗染みできやすいと言われています。
- 汗を沢山かく男性
- 脂っぽい食事やファーストフードを好んで食べる人
布団の汗染みは、そのままにしていても、健康の害にはなりません。ですが、酸化した汗はニオイの原因になる場合があります。布団についたニオイは、寝苦しさや睡眠の質に悪影響を及ぼす場合があります。
汗染みはそのままにしておくと、落ちにくくなるので、気が付いたときに落としておくと、安心です。
布団の汗染みを落とす方法

布団の汗染みは、コツさえ押さえれば、クリーニングに出さなくても、落とすことができます。汗染みは時間がたつほど深く染みこみ、落としにくい頑固な汚れになるので、汗染みを見つけたら早めに対処しましょう。
布団は完全に乾かすのに約2日と時間がかかります。晴れ間が続きそうな時期を選んで洗いましょう。
布団の洗濯表示を確認
まずは、洗濯表示を確認しましょう。

この水洗い不可のマークがなければ、自宅で洗うことができます。
布団に、シルク、レーヨン、キュプラなどが使用されている場合は、自宅で洗えないものが多いです。なぜなら、シルク、レーヨン、キュプラは濡らすとシワになったり、布団が縮む場合があるからです。
キルティング加工がされていない布団は、洗濯表示に水洗い不可のマークがなければ、自宅で洗えます。ですが、洗っているときに中綿が偏りやすいので、気をつけましょう。心配であれば、布団クリーニング業者にお願いしましょう。
布団の汗染みを落とすために用意するもの
液体洗剤を用意しましょう。洗剤は、溶けやすく残りにくいように、液体洗剤がおすすめです。布団の汗染みは皮脂などの油分がメインの汚れなので、普段使っている液体洗剤で落とすことができます。
頑固な汗染みの場合は、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤も用意しましょう。頑固な汗染みには、酸素系漂白剤を使うと、酸素の力で汚れをすっきり落としてくれます。ですが、布団によっては、色落ちしてしまう場合があるので気をつけましょう。
布団の洗い方
布団は大きいので洗濯機ではなく、浴槽を使ってつけおきして、洗うのがおすすめです。
- 布団カバーを外しましょう。
- 汗染みは油汚れなので、熱を加えることで汚れが浮き上がり落ちやすくなります。
浴槽に40~50℃の熱めのお湯をはり、洗濯1回分ほどの液体洗剤を溶かします。酸素系漂白剤もいれるとさらに効果的です。
布団によっては酸素系漂白剤を使うと、色落ちする場合があるので気をつけましょう。 - 布団の汗染みで汚れた部分を1~2時間つけおきします。
汚れていないところはお湯につけなくて大丈夫です。頑固な汗染みには、先に液体洗剤を直接つけ、指で揉みこんでおくと効果的です。もしくは、洗剤をつけたブラシでこすります。 - 1~2時間つけおきをした後、汚れた部分を手でおしたり、足で踏んだりして押し洗いをします。
- 浴槽のお湯を流し、綺麗な水を入れ替えます。④の時のように押し洗いをして、浴槽の水を流します。
この作業を泡がでなくなるまで繰り返します。 - 浴槽で洗う場合は、脱水ができないので、浴槽のふちにかけて水気が自然と切れるのを待ちます。約1時間ほどで水気がなくなります。
- 布団の形を整えてから、風通しのいい場所に布団を干します。乾いていない部分がないように、半日ほどで布団を裏返します。
- 布団表面が乾いても、内側が乾いていない場合もあるので、2日ほどかけてゆっくり乾かす
洗剤はしっかりとすすいで落としましょう。洗剤の成分によっては洗剤が残っていると、変色して布団が黄ばむ場合があります。
布団の汗染みを防ぐ方法

布団の汗染みを防ぐには、自宅でのこまめなケアが大切です。次の方法を参考にしてみてくださいね
布団カバーをこまめに洗う
肌に直接ふれる布団カバーやシーツは、こまめな手入れが大切です。週に1回の洗濯が目安です。
また、布団カバーやシーツを外すことによって、中の布団の状態もマメに確認すろことができます。
こまめに布団を干し、年に1回は布団を洗う
布団は毎日使うので、汚れがたまりやすいです。汗の水分が残っているほど汗染みができやすいので、こまめに布団を干して乾燥させましょう。
年に1回は布団を丸洗いしましょう。自宅で布団を完璧に綺麗に洗うのは大きさ的にも、大変なので布団クリーニング業者に頼むのがおすすめです。
布団は大きくクリーニング業者に持っていくのが大変なので、宅配クリーニングを利用するのがおすすめです。

画像引用:リナビス
汗染みができにくい寝具を使う
事前にできる汗染み対策として、自宅で丸洗いができる寝具や通気性がよく、汗染みができにくい寝具を使いましょう。
丸洗いしやすい敷きパッドを敷いて、丸洗いしにくい敷き布団やマットレスへの汗染みの浸透を防ぐことも大切です。

画像引用:ニトリ
色々なメーカーから、汗染みができにくい寝具や丸洗いができて、お手入れのしやすい寝具が販売されているので、自分のライフスタイルに合わせた寝具を選びましょう。
まとめ

いかがでしょうか。この記事では、布団の汗染みの原因と布団の汗染みの落とし方、布団の汗染みの防ぎ方について解説しました。
寝ている間に、汗をかいてしまうのは仕方がありません。汗染みにならないように、こまめに布団カバーを洗いお手入れをしたり、この記事でご紹介をした汗染みができにくい寝具を使うのもおすすめです。
また、布団は年に1度のクリーニング出して完璧に綺麗にしましょう。
布団が汚れているとせっかくの休息も気持ちよくありません。こまめなお手入れをして、清潔な布団で毎日熟睡できるといいですね。